セメントを知らぬ白石伸生のプロレス改革は失敗するだけ!〜劇場型シナリオプロレスが蔓延する危惧〜
はたしてプロレス界の改革者なのか、単なるハゲタカ企業整理屋の虚言に過ぎないのか?
最近の発言を勘案すると白石はシナリオとセメントの定義が曖昧で当初は「確信犯としてミスリードを狙いプロレス界を喚起しよう」としたとみる声があったが、ただのプロレス音痴に過ぎないと見透かした声も多い。それは何故か? その論点を俎上に上げ徹底検証する。
そもそもプロレスとはセル(負け役)とバンプ(受け身)で成り立つ世界である。それを否定しセメント勝負を提唱することは根底を否定し崩壊することを意味している。常々、白石が声高に主張する「体力限界まで技を受ける」ということは、つまるところセメントではなくシナリオプロレスを実行しろと言っているこにに等しい。それは何故か? ここに論証の核心部分を解き明かそう!
白石発言の矛盾点を並べすべての疑問に反証し謎を解いたたプロレスファン待望の第3弾!
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緊迫の第2弾!〜アングルの疑惑も捨てきれない?〜白石伸生「セメントプロレス」論争の矛盾点
日々更新される書き込みを追っていくと、白石オーナーが語るガチンコ・セメントプロレスの定義に二律背反する大きな矛盾点がある。アングルとしてヒール役を買って出ただけというファンが抱く疑念もここにあるようだ。それは一体、何か? プロレスルールのインチキ性にも触れたがらない理由や反則ルールを認める支離滅裂さを突く!
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プロレス界が騒然!白石伸生「セメントプロレス」の是非
無論、この動きはプロレス・チラシ業界にとってはおまんまの食い上げ、死活問題であるだけにアンチ白石のトーンで記事を埋め尽くしていることは業界の内部事情を知る者にとっては想定内の事であろう。
「事前に勝ち負けが決まっている(シナリオ)エンターテイメントショーがプロレス」が今でも「最大のタブー」とはいささか滑稽であるがプロレス業界が臭いものに蓋をする例えで正式カミングアウトした団体は無いようである。
だが、カミングアウトしなくても今では小学生のちびっ子ファンですら知っている事実で、その認識で埋まった会場では暴動や焼き討ちといったプロレスが半ばスポーツの色彩を有していると錯覚していた時代とは異なり、暴動の変わりの爆笑が巻き起こるのが今の学芸会プロレスの実相であろう。
ガチンコ・セメントプロレスの復活とは古くて新しいテーマである。思えば門茂男「ザ・プロレス365」で描いたプロレスの正体は白石伸生の比ではなかった。門茂男の姿勢を追いながら白石伸生の問題点をつぶさに検証してみよう。(有料ブログに続きます。価格500円)
【”坂口セメント潰し”を依頼されたジョニー・バレンタイン】日プロ末期に起きたUNベルト持ち逃げ騒動の真相~竹内宏介の暴露記事は正しかったのか?
「すでに疑心暗鬼に陥っていた関係者たちは、”下手をすると坂口はベルトを持ったまま新日プロに駆け込む危険性がある”と考え、巧妙な”坂口潰し”作戦を仕掛けてきた。これは当時の中堅選手から聞いた話だが、試合前に日プロの某幹部がバレンタインに対して『坂口はベルトを持ったままダブル・クロス(裏切り)しようとしている。これを阻止する事にユーが協力してくれるなら特別ボーナスを用意する』と吹き込んだらしい」
さらに続けて、
「”日プロの某幹部がバレンタインを焚きつけて坂口を潰そうとしている”と、いう情報をキャッチした猪木は試合の数日前に密かにバレンタインと会っていたのだ。(中略)その席で猪木はバレンタインに坂口が日本プロレスを去る事になった経緯を克明に説明したようだ。(中略)日プロの心ない幹部が仕組んだ罠にはまって無益な死闘を起こさないために出向いたのだ」と結んでいる。
改めて概略を整理すると①坂口ばUNベルト持ち逃げを企む②ジョニー・バレンタインが坂口潰しを依頼される、が実際には起こることなかった。それは③猪木がバレンタインに坂口助命を嘆願したからだ、と仮説を綴っている。
この暴露記事は本当に正しいのか? いくつかの疑問点も指摘されている。今回は徹底検証しその真相を究明しよう。
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