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昭和のプロレスファンが喝采! 門茂男の名著「ザ・プロレス365」を継承した「プロレスの真相/セメント裏面史~封印された試合の謎を解く~」が即日完売!

元ユニオン会員を中心に刻印番号入りで限定発売された豪華化粧箱装丁の「プロレスの真相/セメント裏面史~封印された試合の謎を解く~」が瞬時に完売されたと、その制作編集スタッフから聞いた。

同じ編集を生業とする筆者としてはご同慶の至り、とただただ敬意を表したい。プロレス媒体が子ども相手の紙芝居になって久しいが、このように門茂男の遺志を継承する仕事を成し得た同スタッフに改めて謝辞を送りたい。

都内の一部大型書店には少数ながら搬入されたようだが、一般書店にまでは行き届かなかったようである。関係者に確認したところによると、ある中堅出版社のオーナーが元ユニオン会員で「前々から『ザ・プロレス365』が未完で終わったという気持ちが残念で成りませんでした。大人が読めて語ることのできる昭和プロレスの真の歴史を後生にきちんと残したい」というのが発刊の動機だったという。

このオーナー、実は以前に東京大学大学院院教授である政治学者・姜尚中や週刊金曜日元代表の政治評論家・佐高信の企画で筆者とも顔を合わせていたのである。もちろん、その時はこのオーナーがプロレスファンであることは露ほど知らなかった。しかも筆者と同じ元ユニオン会員とは驚きであった。

書籍コードは自社のを使い、自費出版という体裁を取ったようである。このオーナーが周辺の元ユニオン会員数名に声を掛け、そこから出版に賛同する士を募って出版費用を捻出したという。連絡が取れた会員だけに発刊の通知を送り、予約販売という方式で出版に踏み切ったようだ。

反響は大きく、心配された費用問題も杞憂に終わり、制作予定コスト分はすぐに集まり、赤字になることもなくなったことで、出版人らしい拘りで元々この本で儲けようという気はサラサラ無かったので豪華化粧箱仕様の刻印入り愛蔵版にまでエスカレートしてしまったと言う。この気持ち、同じ出版人としては痛いほど良くわかる。因みに装丁も売れっ子ブックデザイナーのW氏に依頼したというからオーナーの拘り方はハンパではない。そのオーナーはこう語る。

「もし資金が集まらなかったらポケットマネー、私財を投げ出してでも出版する覚悟でした。幸いその点はクリアしましたが、元ユニオン会員としてまた出版責任者として門さんの『ザ・プロレス365』に勝るとも劣らない内容にしなければ門さんに申し開きができない、という使命感みたいな感じがありました。ですから元会員のプロモーターや古参の運動部記者、門親派の気鋭のジャーナリスト達に声を掛け、定説を捨て去り一から再検証を始めることにしたんです。

集めた膨大な資料を2人のベテランアンカーが仕上げたのが今回の本です。一人のジャーナリストが二章~三章担当しました。妄想記事を書かれては困りますからプロレス記者は一人も使っていません。レベルが落ちて通用しませんから最初から除外しました。依頼したジャーナリストたちが情報源のアンテナの1つとして、データーマン的雑用係としては使ったようですが、1行も記事は書かせていません」

完売にも関わらず重版はしない、つまり最初から利潤目的や大勢の読者に読んでもらいたいという出版界の常識から外れたところで発行された書物ということである。この本が元ユニオン会員(それも一部)だけが手にすることが出来て、他のプロレスファンには読むことができないのは同じ編集者としては些か抵抗を感じる。それは良い本は広く読まれて欲しいと思うのが編集者に染みついた感覚であるからだ。

そこでせめて入手できなかった読者のためにその梗概を触れて置きたいと思ったのが今回のブログの主旨である。内容は十章に分かれていてそのタイトル通り、全てが日本プロレス界を揺るがせたセメントマッチに焦点が絞られている。各章のサブタイトルは以下のように記されている。

①G馬場を震えさせた上田馬之助のセメント人生
②A猪木VSザ・デストロイヤーのセメント決戦
③レフリー・沖識名の裏切りで地獄の淵を彷徨ったG馬場
④前田日明がビビった外人レスラーのセメント制裁
⑤レスラーが語る「セメント世界一」レスラーの名
⑥長州力が逃げ出したリング外のセメント報復
⑦G馬場がセメントで白旗降参した前座レスラーの名
⑧A猪木のセメント10番勝負
⑨坂口征二VS大木金太郎は疑似セメントだった!?
⑩何故だ! セメント試合が消えた理由  A to Z

プロレス雑誌では決して目にすることの出来ぬものばかりであるが、読者対象が元ユニオン会員とあらばそれも納得であろう。会の主催者は門茂男である。プロレスの裏を知る猛者連中が会員である。数多のプロレス雑誌レベルの記事では一笑に付されるだけで、見向きもされない。

そのレベルは出版ジャーナリズムで三十有余年を送って来た筆者が読んでも納得の出来映えと思う。さすがに週刊金曜日等の一線級で活躍するジャーナリストを動かしただけのことはあり、詳細で濃密な取材内容にただ頭を垂れるしかない、プロの仕事であった。

今回真相が初めて明らかになった「事件」やこれまでの定説を覆す衝撃的な「スクープ」もある。オーナーの意気込みが見事に結実したようだ。50代前の若い読者には背景が理解できぬ部分が多いに違いないが、テーマが昭和プロレスという一番活気に溢れる一方で、醜塊な一面を孕んでいた時期だからこそ生じた恐怖のセメント試合の数々。

漂白されセメントの匂いすらも悪臭とされ消え去られた今の学芸会プロレスには、何の興味も関心も持てなくなったという年配のプロレスファンの嘆きをグチったところで詮ない。だからこそセメントも八百長も清濁併せ持った昭和プロレスの魅力が心を掴んで離さないのかもしれない。

「プロレスの真相/セメント裏面史~封印された試合の謎を解く~」は、いずれ版権問題等が解決すれば電子書籍として広く読者の目にも触れるに違いない。いや、そうしなければならないと思う。その時は筆者も助力するつもりである。そして同時に筆者を含めユニオン会員の何人かは門茂男氏の「ザ・プロレス365」の未完のラフ原稿や断片的な「門メモ」を所持してもいる。いずれそれらを整理して紹介してみたいと思案中である。
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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

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紹介文:門茂男主宰のユニオン元会員で、同氏には長年に渡りご交誼を賜った。ライフワークであった「ザ・プロレス365」の未発表を含む取材メモを見せて頂き、その要点を再構成した「門茂男メモ」と数名のプロレス記者から入手した情報をベースに記した昭和プロレスのテーマに迫ります。
ミスター高橋の「流血~」本で白日の下に暴かれたプロレスの実像ですが、単なる暴露もので終わるのではなく、門氏が追及したレスラーの人間性にまで同じように迫りたいという思いです。

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プロフィール

シンタロー

Author:シンタロー
プロレスのテレビ初観戦は小学生前の幼少期に祖父宅で見た力道山プロレス。その当時、一番印象に残っている試合は降参しないと足が折れると技の恐ろしさを足4の字固めで教えてくれたザ・デストロイヤーや、吸血鬼を連想させる噛みつきで相手を出血させるレスラーの怖さを知らしめたフレッド・ブラッシーよりも、幼心にはコミカルな妙技で笑い転げたミゼット・レスラーとのタッグマッチであった。それは祖母が馳走してくれた三ツ矢サイダーの味と共に脳裏に刻まれている。放送日の詳しいことは不明だが、昭和35年8月にミゼット・レスラー(名前は不詳)初来日の記録がある。テレビ観戦がその時期のどの試合であったかは今となっては調べようもないのが残念である。
一般総合雑誌・書籍編集者として多数のプロレスや格闘技関係の企画立案に参画し、馬場、猪木、大山倍達、木村政彦を始め多くのレスラーや格闘家を取材。プロレス界のご意見番・門茂男氏とは編集ジャーナリストの大先輩として長年に渡り公私ともども御交誼を賜った。お会いする度に未整理、未発表の「ザ・プロレス365」のラフ原稿を見せて頂き、同時に門氏が口頭で語った様々なある事件の真相や噂(裏付けが未確認)を氏の了解を得てノートにまとめ「門メモ」として所有する元ユニオン会員。

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