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【”坂口セメント潰し”を依頼されたジョニー・バレンタイン】日プロ末期に起きたUNベルト持ち逃げ騒動の真相~竹内宏介の暴露記事は正しかったのか?

問題の試合は昭和48年3月2日、横浜文化体育館で行われた坂口征二vsジョニー・バレンタインのUN選手権。この一戦を竹内宏介は暴露本の中でこう記している。
「すでに疑心暗鬼に陥っていた関係者たちは、”下手をすると坂口はベルトを持ったまま新日プロに駆け込む危険性がある”と考え、巧妙な”坂口潰し”作戦を仕掛けてきた。これは当時の中堅選手から聞いた話だが、試合前に日プロの某幹部がバレンタインに対して『坂口はベルトを持ったままダブル・クロス(裏切り)しようとしている。これを阻止する事にユーが協力してくれるなら特別ボーナスを用意する』と吹き込んだらしい」

さらに続けて、
「”日プロの某幹部がバレンタインを焚きつけて坂口を潰そうとしている”と、いう情報をキャッチした猪木は試合の数日前に密かにバレンタインと会っていたのだ。(中略)その席で猪木はバレンタインに坂口が日本プロレスを去る事になった経緯を克明に説明したようだ。(中略)日プロの心ない幹部が仕組んだ罠にはまって無益な死闘を起こさないために出向いたのだ」と結んでいる。

改めて概略を整理すると①坂口ばUNベルト持ち逃げを企む②ジョニー・バレンタインが坂口潰しを依頼される、が実際には起こることなかった。それは③猪木がバレンタインに坂口助命を嘆願したからだ、と仮説を綴っている。
この暴露記事は本当に正しいのか? いくつかの疑問点も指摘されている。今回は徹底検証しその真相を究明しよう。
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ブロマガって何?
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紹介文:門茂男主宰のユニオン元会員で、同氏には長年に渡りご交誼を賜った。ライフワークであった「ザ・プロレス365」の未発表を含む取材メモを見せて頂き、その要点を再構成した「門茂男メモ」と数名のプロレス記者から入手した情報をベースに記した昭和プロレスのテーマに迫ります。
ミスター高橋の「流血~」本で白日の下に暴かれたプロレスの実像ですが、単なる暴露もので終わるのではなく、門氏が追及したレスラーの人間性にまで同じように迫りたいという思いです。

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プロフィール

シンタロー

Author:シンタロー
プロレスのテレビ初観戦は小学生前の幼少期に祖父宅で見た力道山プロレス。その当時、一番印象に残っている試合は降参しないと足が折れると技の恐ろしさを足4の字固めで教えてくれたザ・デストロイヤーや、吸血鬼を連想させる噛みつきで相手を出血させるレスラーの怖さを知らしめたフレッド・ブラッシーよりも、幼心にはコミカルな妙技で笑い転げたミゼット・レスラーとのタッグマッチであった。それは祖母が馳走してくれた三ツ矢サイダーの味と共に脳裏に刻まれている。放送日の詳しいことは不明だが、昭和35年8月にミゼット・レスラー(名前は不詳)初来日の記録がある。テレビ観戦がその時期のどの試合であったかは今となっては調べようもないのが残念である。
一般総合雑誌・書籍編集者として多数のプロレスや格闘技関係の企画立案に参画し、馬場、猪木、大山倍達、木村政彦を始め多くのレスラーや格闘家を取材。プロレス界のご意見番・門茂男氏とは編集ジャーナリストの大先輩として長年に渡り公私ともども御交誼を賜った。お会いする度に未整理、未発表の「ザ・プロレス365」のラフ原稿を見せて頂き、同時に門氏が口頭で語った様々なある事件の真相や噂(裏付けが未確認)を氏の了解を得てノートにまとめ「門メモ」として所有する元ユニオン会員。

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