プロレスが勝つか?空手が勝つか?…格闘技ファンの耳目を独占した猪木対ウィリー・ウィリアムス戦。熊殺し・ウィリアムスは杉板による試割りでは正拳5枚、足刀6枚、手刀8枚、猿臂(肘)7枚の合計26枚を割り、当時山崎照朝が保持していた合計24枚の記録を更新した文字通り自他共に認める極真空手の実力ナンバーワンという称号を持つ武道の達人というイメージが格闘技ファンには擦り込まれていたのであった。
この一戦を見たファンの多くが感じた印象は「試合内容はドクターストップでイマイチだったが、猟銃まで隠し持ちセコンドを埋めた両陣営の門下生たちの殺伐としたムードは異様な緊張感を高め、リアルファイトの印象を醸し出していた。あれはとてもヤラセには思えなかったが…」という声に概ね集約されるのではないだろうか。
リング下に落ちた猪木に牙を剥いて襲いかかる極真一派の殺気。何故、そのような不穏な動きが生じたのか? 互いの面子を死守する決死の行動と報じたプロレスマスコミがほとんであったが、その背景には恐るべき極真空手の内部抗争が隠されていたのであった。それはある密命を受け会場に潜入した恐るべき計略があった――。(簡易省略版 有料ブログへ続きます) 定価500円
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