スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【力道山セメント血風録】ミスターXを潰した力道山「逆鱗の真相」

勝負論が無意味なものになった今のプロレスが疑似格闘技エンターテイメントショーと知れ渡り、感動することは消え失せ、楽しさや笑いを求めるモノへと変質していった事に力道山を知るオールドファンは違和感、空疎感を覚えるのも事実であろう。

力道山時代のプロレスは「技も少なく単調で今のプロレスの方が面白いし楽しい」と平成ファンは語ることが多いが、これは表層の一部を語っているだけに過ぎない。無論、昭和のプロレスにもシナリオは存在していたが、全てがWWEのように完璧に作り上げられたパッケージ・ショーでは決してなかった。

オーナー・レスラーであった力道山はプロモーター兼マッチメーカーの権限を一手に握るワンマン統帥者であった。この事は何を意味するか? 事前に勝ち負けが決まっているシナリオ試合であろうが、不服があればブック責任者として自由に勝ち負けを変える力があったということに尽きよう。相手の承諾がなくても一方的にセメントで潰すことも可能であった。

無論、このような試合を毎日行えばレスラーからの信任はなくなるし興行が不能になるが、場合に拠っては独断専行で許される権限を持っているのである。ファイトマネーが滞ることは1回もないだけにその辺の信用度は抜群であった。このワンマン天皇スタイルは「ベロ出しインチキ失神事件」に象徴されるように猪木に受け継がれたことはファンも先刻承知の事であろう。

「技も少なく単調で今のプロレスの方が面白いし楽しい」の本質は別のところにある。力道山プロレスはセメントへ流れる試合が非常に多かったという点である。いわばプロレス自体が未完成で発展途上の赴きがあった。ショーとして楽しく鑑賞する事とは相対する勝負論に対する拘りが、角界上がりのガチンコ好きの力道山にはあったのである。

必然的に「見せる」要素が少なくなり、ボディ・スラムの連発やショルダー・タックルで3カウント、フォールを取る試合であった。最後のフィニッシュ・ムーブとして空手チョップを喉笛に叩き込むシーンで完了となる。

このシーンを後に甦らせたのが猪木VSローラン・ボックとの一戦、「シュツットガルトの惨劇」呼ばれたセメント決戦である。猪木がボディ・スラムやエルボー・スマッシュでフォールされてしまうとファンに不安を感じさせるプロレスの原点を垣間見せた凄絶な闘いであった。

セメントの気配が放つ勝負への昂揚、こうした格闘技本来の殺気を持つレスラーが力道山であった。その力道山がほぼ3か月に及ぶミスターX(ビル・ミラー)との長い抗戦の中で、どのように怒りが頂点に達しセメント暴発してしまったのか? 一連の時間的経過を辿りながら徹底検証しその「怒り」の真相を解明する!
(簡易省略版 有料プログへ続きます)価格500円


スポンサーサイト

テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

コメントの投稿

非公開コメント

Re: コメント投稿

当ブログに関する感想なりご質問等は有料読者への配慮からまた公平を期す意味からも
該当するテーマ別のコメント欄に投稿して下さるようにお願いします。
なお有料ブログ欄でもコメント投稿は可能な設定になっていますのでご活用下さい。

せっかくですのでひと言申させてもらいますと
レイスの「失神」はアクシデントではなく、予定通りのギミックでした。
ブロマガ

紹介文:門茂男主宰のユニオン元会員で、同氏には長年に渡りご交誼を賜った。ライフワークであった「ザ・プロレス365」の未発表を含む取材メモを見せて頂き、その要点を再構成した「門茂男メモ」と数名のプロレス記者から入手した情報をベースに記した昭和プロレスのテーマに迫ります。
ミスター高橋の「流血~」本で白日の下に暴かれたプロレスの実像ですが、単なる暴露もので終わるのではなく、門氏が追及したレスラーの人間性にまで同じように迫りたいという思いです。

ブロマガ記事一覧

購入したコンテンツは、期限なしに閲覧いただけます。

プロフィール

シンタロー

Author:シンタロー
プロレスのテレビ初観戦は小学生前の幼少期に祖父宅で見た力道山プロレス。その当時、一番印象に残っている試合は降参しないと足が折れると技の恐ろしさを足4の字固めで教えてくれたザ・デストロイヤーや、吸血鬼を連想させる噛みつきで相手を出血させるレスラーの怖さを知らしめたフレッド・ブラッシーよりも、幼心にはコミカルな妙技で笑い転げたミゼット・レスラーとのタッグマッチであった。それは祖母が馳走してくれた三ツ矢サイダーの味と共に脳裏に刻まれている。放送日の詳しいことは不明だが、昭和35年8月にミゼット・レスラー(名前は不詳)初来日の記録がある。テレビ観戦がその時期のどの試合であったかは今となっては調べようもないのが残念である。
一般総合雑誌・書籍編集者として多数のプロレスや格闘技関係の企画立案に参画し、馬場、猪木、大山倍達、木村政彦を始め多くのレスラーや格闘家を取材。プロレス界のご意見番・門茂男氏とは編集ジャーナリストの大先輩として長年に渡り公私ともども御交誼を賜った。お会いする度に未整理、未発表の「ザ・プロレス365」のラフ原稿を見せて頂き、同時に門氏が口頭で語った様々なある事件の真相や噂(裏付けが未確認)を氏の了解を得てノートにまとめ「門メモ」として所有する元ユニオン会員。

カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
スポーツ
1687位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
格闘技
103位
アクセスランキングを見る>>
ブロマガ購読者向けメールフォーム
FC2アフィリエイト
国内格安航空券サイトe航空券.com
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。